目の前に現れている現実は、自分自信が創り上げたもので、
決して誰かに押し付けられたものではありません。
もちろん自分自身の考え方は、生まれてから周りの環境に
多く左右されていることでしょう。
かなりの部分は両親からの影響を受けています。
あなたがそれらから影響を受けた考え方が、あなたの経験す
る現実を創り出しています。
あなたが恐れを抱けば、恐れを感じる現実を体験します。
あなたが悲しめば、悲しみを感じる現実を体験します。
そしてあなたが笑えば、楽しい現実を体験します。
この現実は誰のせい?
自分自身の体験する現実は、自分の意識が生み出し、その意
識は幼少期に見聞きしたことに多く影響を受けている。
ならば自分自身に責任はなく、環境のせいだ!と考えたく
なるものです。
しかしこの世で経験することは、実は生まれる前に自分で決
めているとしたら、どうでしょうか?
生まれる前に自分で決めてきた、いわゆるテーマのような
ものが、皆さんお持ちなのです。
そしてその決めたテーマに沿うべく、両親などを自分自身で
決めて生まれてきました。
ならば誰のせいでもありません。
人生は選べます!
ならば人生は運命的なもので、自分の考え方は生まれる前に
決めたものであるから、努力しても無駄ということか?
ズバリ言うなら、そんなことはありません!
自分がなんらかの気付きを得るため、あるテーマを選んで生
まれてきていますが、どのように経験するかは、自分次第で
す。
つまり苦しみながらか、楽しみながらかは、あなた自身が決
めることができます。
そう!楽しみながら、人生を謳歌できるのです!
なぜ苦しむのか?
人生において、悩んだり苦しんだりするのは、運命なのか?
そのようなことはありません!
簡単に言えば、人生とは悩みが尽きないものだとか、人生
とは苦しいものだという思い込みがあるからです。
大抵幼少期に見聞きしたことに影響を受けています。
この思い込みが、知らず知らずのうちに、自分の経験する
現実を創り上げているわけです。
これは違ったアングルから見れば、この思い込みを変えるこ
とができれば、経験する現実も変わるということを意味しま
す。
たとえば人生は苦しく、辛抱するものだという思い込みを、
人生は楽しく、謳歌するものだというものに変えれば、楽し
い現実を経験することになります。
思い込みの変え方
そうは言われても、簡単に思い込みを変えることができるの
かという疑問がわいてくることでしょう。
しかし思い込みを変えることは難しいという考えも、思い込
みに過ぎません。
例えば、人生でよく苦しい、辛いといった感情を抱くとしま
しょう。
次に考える方法は、そのような苦しい、辛いといった感情
を抱くに至る思い込みは何なのかを考えましょう。
もしかすると、自分の親が人生は苦しく、辛いものだと日頃
言っていたのかも知れません。
そういった苦しい、辛いといった感情を引き起こす思い込み
を探っていきます。
そして、それらの感情を誘発する思い込みを見つけ出すこと
ができれば、実はその思い込みからは解放されます!
これはにわかには信じにくいかも知れませんが、思い込みに
気付くことができれば、解決します。
解放されたい感情の奥に潜む思い込みを探ってみて下さい。
おそらくそのようなことをしたことはない、という方が大半
だと思います。
だから思い込みを探しだせれば、マイナスの感情から解放で
きるといことに疑念を持っているに過ぎません。
パッと思い込みを発見することは少ないでしょう。
だからすぐに見つからなくても、安心して下さい。
じっくりと取り組めば、必ず原因となる思い込みを探し出せ
ます。
なぜならそれはあなたの心の中にある、あなた自身のものだ
からです。
だから自信を持って探求して下さい。
そして新しい思い込みを!
次に取り掛かることは、あなたに相応しい思い込みを、あな
たにプラスしていきましょう。
もし収入が安定した、豊かな生活を送りたいと思うなら、
収入を上げるチャンスは、世の中に真砂の数ほどあると思う
のです。
もし親切で誠実な人々に囲まれたいと思うなら、周りは親切
で誠実な人々がたくさん存在していると思いましょう。
自分の思い込みが、自分の経験する現実を創り、そしてその
人生を生きることになります。
まとめ
世の中幸せな人もいれば、不幸せな人もいるものですが、こ
の幸せ、不幸せは自分自身の持つ思い込み、言い換えれば
観念といったものに起因しています。
しかもその思い込みという観念は変えることができ、誰もが
望みの人生を選択することができます。
人生を好転するのに、どこかの宗教に入信する必要もなけれ
ば、霊能者に除霊してもらう必要もありません。
誰かに依存する必要はないのです。
それほどあなたは完璧な存在で、そのことを忘れていたに過
ぎません。
これからそういった思い込みたる観念を探求してみてみまし
しょう。
そして望みの人生を楽しんで下さい。